VAIO SZ92PS を Windows10 にアップグレードしてみた [PC・ガジェット]
最近Windows10へのアップグレード祭り状態ですが、我が家のPCにも徐々に降ってきてます。
そんな中、以前かろうじてWindows7にアップグレードして延命されていた愛機の SONY VAIO SZ92PS にも、なんとWindows10へのアップグレードがやってきました。
もう10年以上前のマシンか…
購入当時もともとWindows XPのマシンでしたが、その後Vistaへ公式アップデートされたのを最後に、メーカーからの更新は無し。その後自力でWindows7へと更新し、Windows8に更新する気力も無く、もう最後かと思ってました。
まさかのWindows10への更新を期待し、タスクバーの右下にアップグレード予約のロゴが表示され、その後C:\Windows.BT に徐々にデータが降ってきたのを確認しながら楽しみにXデーを待っていました。そしていよいよその日が!メニューからボタンを押して先に進むと、インストールプロセスが進みます。しかし落とし穴が、、、
「互換性に問題があるため お使いのデバイスにWindows10をインストールできません」
どうやらSZ92PS特有のGPU切り替えシステム「ハイブリッド・グラフィックシステム」が原因でWindows10との互換性が無いというレポートになったようです。そういえばWindows7を入れるときにも少し引っかかった部分でした。ハイブリッドとはいっても、すでにGeForceしか使っていない状態でしたが、NVIDIAのドライバが公式サイトで配布されているドライバではないSONYカスタマイズなドライバという事があだとなっているようでした。
そこで今度はMedia Creation Toolを使い、手動でアップグレードを仕掛けてみることに。
Media Creation Toolを使うとバックグラウンドで自動ダウンロードされたデータは破棄されてしまうようですが、一応無事にダウンロードが完了してインストールプロセスに。先に進めていくと、今度は特に怒られることも無くインストールが始まりました。
遅いな…
HDDがSATA初期とか、CPUがCore 2 Duoとか、メモリ2GBとか、今じゃスマホの方が明らかに高性能な気がしますが、待っていたら無事インストールは完了しました。
そして起動。いくつかの初期設定を終えると、
あの青い窓のデスクトップが姿を現しました!感動!!
何よりも驚いたのはドライバに関してほとんど怒られていないと言うこと。Windows7からの上書きだったとはいえ、これはスゴい。一応GPUのドライバを正常に認識していなかったようで解像度が正しく無かったのですが、HDDに置いてあったWindows Vista用のドライバを指定して更新してみたら正しい解像度で表示されるようになりました。
もろもろの初期設定を終えた状態のシステム情報とデバイスマネージャーの画面がこちら
本当にWindows7をインストールするときより楽でした(笑)
あと、SZ92PSには指紋認証デバイスが付いていて、XPの時から指紋でログインする様に設定して使っていたのですが、なんとWindows10に上書きアップグレードした状態で、そのまま指紋認証ログインが出来る状態になってました。スゴすぎ。
気になる使用感ですが、Windows7より明らかに快適になりました。クリーンブートも30秒かからないです。Windows7の時はBIOS画面の後のWindowsのロゴがフワフワする状態が長くて"待ち時間"が長かったですが、Windows10にしたら、起動時のクルクルが2周するかしないかぐらいでログイン画面が表示されます。
これであと5年は使えるかな(笑)
無事すぎるほどにアップグレードは完了したので、Windows7の時に問題になってたH.264の再生問題など、マルチメディア系についてまた改めて検証してみたいと思います。
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